分譲地は生活インフラが整っていて土地としての質が高い

分譲地は生活インフラが整っていて土地としての質が高い

分譲地と組み合わせて使用されることが多い用語の一つに分譲住宅がありますが、これは建売住宅と区別が行われることもあるけれども、最近は混同されているケースも多くなっています。
分譲住宅の場合は分譲地に建築された家を指すもので、間取りおよびデザインがある程度決められているなどの特徴を持ちます。
建売住宅の場合は、不動産会社が購入した土地に家を建築して販売が行われる住宅の総称ですが、家を建設して売り出す点において分譲住宅と同等の意味になるわけです。
ちなみに、注文住宅は自ら選んで購入した土地に理想の家づくりができる魅力を持つもので、オーダーメイドであれば全て注文住宅と呼ばれているのが特徴です。
建売で利用する土地は、これだけを販売することはないのですが分譲地の場合は家を建設して売り出すパターンや建築条件付きで販売が行われる場合などがあり、土地のみや建築条件付きの場合は生活インフラが整備されているので電気・ガス・水道などの工事を別途行う必要がありません。

区画整理が行われた土地から選択する制限があるのが分譲地の特徴の一つ

分譲地の場合、田畑や山林などの用途になっていたところを不動産会社が購入して、暮らしやすい街並みなどのようなスチルで整備が行われているケースが多いこと、電気・ガス・水道などの生活インフラ工事が行われているため、基礎工事と同時にガスや水道などの引き込み工事を行う必要がありません。
注文住宅の家づくりでは、土地を購入したあとに施主負担により生活インフラを整えるための工事を発注することになりますが、分譲地ではこれがないのでコストの節約効果への期待も高まるのではないでしょうか。
様々なメリットがありますが、デメリットも存在していることも覚えておきましょう。
例えば、土地の広さを自由に決めることができない点は分譲地のデメリットの一つになります。
既に区画整理が行われた状態で販売される不動産などからも土地の広さを自由に決められない、建築する家は購入した分譲地の面積や形状など範囲内で設計を行うなどの制限が設けられます。